のりこえねっと 紫の風

上田地優 (うえだちひろ)
(のりこえねっと紫の風代表・しまねSOGIの会世話人)

2006年秋、地元メディアを通じて、「女性宣言」。性同一性障害であることを公表し、松江市議会に「性同一性障害者差別禁止条例」の制定を求め、陳情するも、不採択となる。 その後、性別適合手術を法的に義務付けた性同一性障害者性別変更特例法は人権上の課題があるとし、手術をしない自由を認めるよう同法の廃止、新たに日本版ジェンダー認定法の制定と戸籍制度の廃止を訴える。2012年、長年の交渉の末、国民健康保険証の性別表記変更を事実上容認され、健康保険証における新たな性別表記のスタイルを作った。 2013年には、韓国済州大学、同大学院、で「性は自分で決めるもの」と講演、大きな反響をよび、同年7月には、韓国民主党からの招待をうけ、韓国国会議員会館で「性的少数者の人権」と題し講演。日韓の性的少数者の人権擁護活動を推進していくため韓国のLGBTグループとの連携を実現。島根県在住。

”国籍や性別、性自認、年齢、肌の色、言葉や宗教がちがっていても、みんな、おなじ、人間でしょ。わかり合おうよ”